風光る季!!

今年の春は、椿も梅も桜も重なって咲いたりして、毎年迎える季節でもその都度違った顔がある事を改めて知った春でした。
でも、花粉症だけは狂いもせず襲って、そして去ってゆきました。
 
お祭りも無事終え、ホッとする間も無く、もう、何処からとも無く胡弓の音が・・・。
風の盆に向けてカウントダウンです。
 
城が山の八重桜や緑の桜が満開を過ぎてゆっくりと散って、吉井勇の歌碑や、虚子句碑に花びらが振り掛かっている様は、朝の犬の散歩の私だけの至福の時? チョッと大袈裟かなー。

これって、愚痴になるかな?
孫が三味線を習って嬉しがってたのも束の間。 今年のお祭りには曳き山に乗って弾かせて貰ったって大層喜んで帰って来たんですけど・・・。
ハッと気付けば、「これって、亭主だけじゃなく孫まで私を見捨てて、おわら&曳き山にのめり込む助走体制に入ってるんじゃ?」と。
やっぱり私は、未亡人だったんだ!!
 
連休も済んで、静かな時を刻んでいます。
欅や銀杏の若葉が目に優しい八尾の街もいいですよ。
今、桐の花が旬かな。

 「 坂街の 甍光りし 若葉風  」
正子(2003.5.8)

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