サクラ、さくら、桜

怖〜い冬将軍の噂も薄らいで、漸く桜の開花予想なんて声が。
気象台では今年は暖冬だって言うんだけど、時々ドカーンと雪に見舞われてママさんダンプが久々に大活躍、雪流しも久振りに朝の町に活気を醸し出しました。 
 この冬は、2月を冬浪漫と銘打って、毎週末おわら節が流れて、観光バスが複数台訪れ、着膨れした観光客がウロウロ。
2月って何も楽しい事無い月のはずが、やはり、見覚えの無い観光客が行き来してると、何だか心弾むような、うちの客になってくれなくてもウキウキして春が来たと錯覚しそう!
肝心の来町者は楽しかったのかしら?
 
 先日、城が山へ句会の吟行に。その折、雪解けの進んだ田圃に芹が生えてるって先輩達が騒ぐので「私も..」と、何も、ほんとに何も考えずに2、3歩田圃の中へ足を入れた途端、ズブズブっと両足が沈んでゆく。思わず、タスケテ!!
80歳を過ぎた大先輩達に両脇を抱えてもらって、漸く田の畦に這い上がりました。良い女が泥んこになって、親が生きてたら情け無い思いをしたでしょう。成長が無いな〜!って、落ち込みが激しかった...です。
 ふと辺りを見渡せば、フキノトウ、イヌノフグリ、たんぽぽまで微笑んでるって言うべきか、あざ笑ってるって言うか、兎に角春は確実にそこまで来ています。

 今年のスギ花粉は何時もの年より随分少ないとか。お陰で私も余りクシャミも出ず、美しい顔?を保って過ごしています。
桜の蕾も気のせいか沢山付いてるように見えます。富山の開花予想は4月2日と出てますが、八尾はそれより少しは遅れるかも。
お弁当持って城が山の桜も、いいですよ。雪を乗せた立山連峰をご馳走にしてゴージャスな観桜ランチとシャレこんでみてはいかが?

 「 石垣を 右に左に 雪解坂  」
正子(2004.3.12)

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