泣く子とお上には勝てない?

 いつもの年より早くから真夏を思わせるような暑い日が襲ってきて、ウナギを食べても、牛を食べても、梅干を食べてもシャキッとしないのは、年のせい?
 
 今、八尾では市町村合併で大きく揺れています。
誰だって、自分の町や村に愛着を持って生活してますけど、お上の仰せとあらば流れに乗らなきゃしかたないのが庶民ってなもんでしょうね〜。
八尾人になって40年近くになりそうな私には、生まれ育った所よりズーッと長い訳だからやっぱり、この町の行く末が心配!
エライ方々に一番いい方法を見つけて貰って、早く方針を決めてもらいたいものです。この町に縁付いた以上、この町に骨を埋めるつもりなんだから。

 子供達は夏休み、終業式前日に、ここ数年前から「りゅうばん夏祭り」と称して各学年毎に、おわら節の競演会が催されます。
教育ボランティアの協力を得て1年から6年まで、同じ音楽、同じ時間、同じテンポで堂々と踊りを発表する姿は、ウーン!って他所者(嫁に来た身はいつまで経っても他所者なんですよ〜)を思い知らされます。
こんな小さい時から身に染み付いているんだもん、どんなに逆立ちしたってかなわないわ!!
その模様は、ケーブルテレビで流れてて、何度見たかわかりません。
もし、何か賞があったら、私だったら八尾小学校にあげるのに! 郷土の文化をこんなに大事につないでいる子供達に心から拍手を送りたいものです。
なんでも、9月3日の午後から子供達の流し?ステージ??があるとかないとか。
もし、あったら是非観てあげて下さい。そして、大きなエールを送ってね!

 何はともあれ、今年のおわらは今年だけ、来年は又来年のおわら、そう思うと一年、一年貴重な体験だと、流れ行く刻を大切に過ごしたいものです。

 「 風鈴の 短冊替えて 人を待つ 」

正子(2004.7.29)

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