梅は咲いたか桜は未だ?

行事が沢山あって、二月はアッと言う間に過ぎてしまい、気が付けばもう梅の花が満開。
あまりの寒さに毎朝の犬の散歩の時は身を屈めてセカセカと歩いていたとみえて、暖かくなって顔を上げてみたら、フキノトウや芹、梅の花が精一杯に咲いているじゃないの。 漸く遅い春が到来したのね〜って思わず嬉しくなって。

 春、春、でも花粉症には辛い春!
今年は早くから何十倍も多いとか言われてるけど、西日本ではもう盛りでしょうか?
ここはこれから本番を迎えるところ。
いろいろ漢方薬とか飲んで、さあ来い!って、構えていますけど、ホントはお天気を気にしながら戦々恐々と毎日を暮らしてるんです。
だから、もうすぐ来る桜の季節も、とても複雑な気持ちで待ってるというか、過ぎるのをジーッと首を引っ込めて見送っている季節です。

 もうすぐ四月、「婦負郡」は消滅して富山市八尾町になるんだって。「ねいぐん」ってなかなか他所様には言葉で説明し難くて、取れたらスッキリすると楽しみにしてたものの、いざなくなるとなると、寂しいというか、忘れ物したような変な気持ちになるのは何なんでしょう? 長く慣れてたから、やはり物足りなさなのかしら?
歴史的にも由緒ある「婦負」というネーミング、これも別れの季節、春の現象でしょうか・・・。
 
 さて、富山市になったらどうなるのかしら?
いいこと、マイナスなこと、説明書読んでもあまり「?」 なってから考えるっか!
おわら風の盆は富山市内で大きな輪踊りとか、大流しとかしてくれたら、山里八尾でゆっくりと楽しい風の盆を過ごせるんだけど、夢のまた夢か!

 富山市八尾になってすぐにチンドン祭りの時期が来る、その頃は桜の花は真っ盛りでしょう。暫くは花粉情報に一喜一憂し乍ら憂鬱で楽しい?春を謳歌したいものです。
是非、富山市八尾町の春を堪能しにお出で下さい。

 「 お蚕の 宮をつつみし 雪解靄 」

正子(2005.3.11)

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