気候異変?

風の盆で一年中のエネルギーを使い果たしたかのように、今はただひそやかに、夜毎か細くなってゆく虫の音に心静かに過ごしています。でも、ウイークデーでも、ポチポチと観光の方々が秋の日を楽しみながらマップ片手に歩いていらっしゃるのに出会います。

今年はことのほか季節が遅れてるみたいで、私の一番のお勧めの城が山の紅葉もぜ〜んぜん気配なし!
お寺の境内の大銀杏が真っ青な葉っぱを付けたまま沢山の黄色い実をつけてるのを今朝発見しました。
あれって、葉っぱも黄色になって実がいろむのかと思っていたのに、60ン才になっても知らなかった事に出会うと新鮮なものですね。
知らないのは私だけ?

カメムシって知ってる? あの、触ると臭いヤツ。
今年はこの地では大量発生だそうです。
暖かい日には洗濯物について部屋の中に入ってきたり、ブ〜〜ンと気侭に飛んだりで、季節を感じるものの、厄介なシロモノなんですが、古老に言わせると、そんな年は雪が多いとか。
そうそう、赤とんぼも多く飛ぶと大雪とか、それが結構飛んでるらしい。 となると、今年は大雪かも?
いや、いや!! 雪掻きはいや!
でも、全体に気候が変なんだから、裏をかいて雪無しの冬だったりして・・・。
石油の高騰で一日でも遅く雪が来る事を願いつつ、寒くならなきゃ美味しくない果物や野菜の収穫を待ってる、矛盾した思いの季節を送っています。

そろそろ城が山の樹木の雪囲いが始まります。その頃には立山連峰の冠雪も望まれることでしょう、勿論木々の色付きも。
こんな時は町中の旅館も空いてるんですよ。風の盆には到底お泊り出来ない宿でもすんなり泊れるハズ。
たまに、おわら抜きでゆっくりと八尾にお泊りにいらしては?


 「 秋袷 着てそぞろ行く 石畳 」
正子(2005.10.21)

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