寒が明ければ春が 早いものでもう今年も20日も無駄に流れて、兎に角雪との戦いに明け暮れて去年から今年への気持ちの切り替えが出来ないままに、暦は大寒を示しています。 豪雪地帯の方々お疲れサマ、ここも三八豪雪以上って言うくらい大雪でした。って未だ今後どれだけ来るか天気予報に怯える毎日を送っています。 久し振りの大雪に疲れて体中貼り薬だらけの日々なのに何故か、この大雪に子供の頃が蘇って来てやたら懐かしがってるのは歳とった証拠でしょうか? 勿論今みたいな大型機械の無い時代、雪道は巾30センチ程の一本道、人とすれ違う時は気が付いた方が新雪を踏み固めて控えて待ってる。 子供の頃はたいがい大人が待っててくれたけど。 そんな毎日、退屈だから道に落とし穴を作って誰か来ないかワクワクと待ってるんだけど、山の中だからめったに人は通らない。 その内日が暮れて忘れてコタツに入ってると、勤めから帰った母「誰じゃー!穴掘ったんは!」割れんばかりの怒鳴り声。若い母にゲンコツを食らったっけ? 怖かったけど、度々やって、度々引っ掛かってた母、きっと私の退屈相手にわざと引っ掛かってたのかも? 又、吹雪の時は祖母がおんぶ紐を持って学校迄迎えに来てくれた事も。 なんか、大雪の中そんな昔が懐かしく、自分は子供や孫にあんなに大きな愛情が与えられる女性になってるだろうか?って神妙になってるのも大雪のセイ?歳のセイ? 「 春色の 雪下駄並ぶ ウインドウ 」 |
正子(2006.1.19) 戻る |