三寒四温

大雪警報で始まった2006年ももう2ヶ月も済んでしまって、巣立ちの3月。

生憎3月だというのに雪が降ったり寒かったりで、なかなか陽春とは程遠い毎日ですが、さすが、10センチ積もってもお日様が出るとアッという間に解けてしまって、雪解の音が春の近付きの予感を感じさせます。

我が家にも卒業を迎えるお坊ちゃまが、見上げるように大きくなって嬉しいような寂しいような、ジジ、ババには複雑な心境の此の頃です。
その如くこちらも年寄りを地で行ってるのに自覚がなくて、孫に置いてきぼりを喰ったことばかりを嘆いてるなんて馬鹿な事だこと!
春がすぐそこ迄来てるんだからギヤーを入れ替えてアクセル踏まなきゃ、時代にまで置いて行かれちゃうかもね。

未だ残雪は沢山ですが城ヶ山へは車で行けるようになっています。
折からの大雪でサクラの枝が無残にあちこちで雪折れの被害にあって、雪の上に横たわっています。
先日無駄かもと思いつつ固い蕾のついた枝を持ち帰り店に飾っておいたところ、今、満開です。
お日様に当たらないから色は真っ白。でも、小さめの春が一足早く明日香のカウンターに!

2月の冬浪漫は毎週多くの観光客が楽しんでいらしたとか。ひときわ、石垣のライトアップは好評でした。
陽気が良くなれば、観光バスが連日来るように。町並みにも観光客らしき方々マップ片手にウロウロ。 
いよいよ観光八尾の始まり。大雪のわりにはサクラの開花予想は早目とか。
4月になれば風の市も再開、やがて曳き山祭り、やっぱり春は希望が一杯で一年で一番輝いてる時かも。
おまけに今年のスギ花粉は少な目とか、助かるな〜。
風の盆ばかりが八尾じゃないよ!毎日が八尾!! 
行事の無い時も是非来て見て風に触れてみて下さいね。土手のイヌフグリも城ヶ山のカタクリもみ〜〜んな優しいよ。



  「 城が山 おぼろに包む 雪解靄 」
正子(2006.3.3)

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