ツバメ飛び交う街

八尾の二大イベントの一つ「曳き山祭り」も良いお天気に恵まれて、しかも何のアクシデントも無く恙無く終えました。
観光にいらした皆さんお疲れサマでした。それにしても寒い日でしたね〜。

家のメンバーは風邪菌を背負っての参加、まして上新町は巡行順はビリですので朝の聞名寺入りは一番、よって出発の神前囃子は5時過ぎですから4時半起きの真冬身支度。
勿論ジイサンも孫チャンも背中のカイロは必需品。
ワッショイで曳き手になってればいくらか暖かいかも。でも、家の男達はお御簾の中にオワシマスもので寒い仕事なのでした。
そんな寒い一日でしたが、全て終えて夜半1時近くに御帰宅、すっごく満足気でしたよ。
ただし、孫クンは翌朝6時起きで野球部の練習に。可哀想なくらい眠そうで、こんな時バアチャンは一番辛い!

連休もすんで、又静かな坂の町を取り戻しています。

最近、古い格好の家があちこちで新築、改築。軒が深いからツバメさんにとっては格好のマンション。今、巣の中では卵ちゃんがいるらしくて、忙しそうに飛び交ってます。
朝、窓の外でジュクジュク呼ばれると、もう空があかる〜〜い。お天気が変りそうな時など通行人にぶつかるんでは?と危ぶまれるほど地面スレスレに猛スピードで!
今年も猫や蛇に襲われないで無事巣立ってくれる事を祈りつつ、毎日家々の軒を見上げるのが日課です。

街路樹のハナミズキが綺麗に。城ヶ山の葉桜もすっかり茂って五月を満喫しています。

上新町の「風の市」って知ってる?
知らない?じゃあ。
3年前から毎月第二土曜日、この上新町通りがホコテンになって、カラフルな一坪テントが40店位並びます。
古着屋さん、コロッケ屋さん、手造り小物、など等、ストリートカフェで一服、手打ち蕎麦で満足!
子供は勿論オトナもわたしもすっごく楽しい。観光会館ではいつもの風の盆ステージもやってます。
ま、暇を持て余してる方はこんな時の八尾も一興だと自画自賛。
ただし、風の市って言うだけあって、雨、風と仲が割りと良いんですわ、これが心配の種。
「なりひら」クンが紫色の幟のてっぺんで、おいで、おいでって微笑んで待ってるよ。
やっぱり風が無きゃ幟は元気が無いんだった!少々の風雨は付きものかな?

   
  「 春暁を つんざく如く 触れ太鼓 」

正子(2006.5.12)

戻る