今年の夏を顧みて

強烈な梅雨でヘキエキしてたとこへ8月の声と共に灼熱地獄のような夏、なんてこった!って言いながら風の盆までまっしぐら。

八月半ばに今の自分にどれだけ体力が残ってるか試し?に立山登山を試みました。
乗り物で2500メートル迄は時々行くけど、頂上へは20年ぶりかしら?
友達2人を一の越で振り切って独りで上を目指したけど、以外に標準時間で雄山山頂に。ただ、単独行だから何事も無く下山するよう慎重に、慎重に足を運びました。
以前に比べて登山道の整備が充分されてて歩きやすく、頂上の新しくなったお社はガッシリと構えててこの先何百年頑張るのかな、若い頃数え切れないほど登った時とは違った感動をもらいました。
大きな雪渓も何ヶ所も残ってて今年の雪の多さを物語っていました。
そのせいか、高山植物が真っ盛りで、いつにも増して美しいお花畑に憩う事が出来ました。
下山途中、前を歩く人にピッタリくっついて岩場の足運びを教えて貰いながら降りてきて、丁度三の越あたりで一服、少し道から外れた所に昭和天皇の御製が大岩に書いてある事を思い出して、先導の方に教えてあげて、おまけに大きな声で歌ってあげました。
きっと、ヘンなオバハンと思われたと思いますが、私はガレ場の道を先導して頂いたお礼にと。以外と知らない人が多いんです、「たてやまの そらにそびゆるおおしさに ならえとぞおもう みよのすがたも」という御歌。
節? 何方の作曲かは知らないんですが、富山県民で私くらいの歳の人は皆知ってるハズ。
特に聞きたい方はどうぞいらっしゃい、歌ってあげましょう・・・。

体力に自信?を付けて風の盆、今年の前夜祭は一晩も雨に流れることなく全町行われました。
こんな事って初めてだと思います。
お客様も日を追って多くなって、本番は金、土、日と最高の曜日回りになって多くの方々が通り抜けて行かれました。
今年の天候不順のせいか、酔芙蓉が未だ咲いてなかったのが残念でした。

今月末の某旅行会社主催の月見のおわらの頃には咲いてる事でしょう。
あくまで当町の行事ではありませんので、そこんとこよく自覚して見に来て下さいませね。
その次の週末は坂の町アート展、何かと盛りだくさんの八尾の秋!
暑かった夏にさよならして、じっくりと深まリ来る秋を堪能しに来ませんか?

  「  秋晴れに 紅緒のぞうり 干されあり  」
正子(2006.9.13)

戻る