秋の気配

今年の風の盆、26万人の人出だったとか。
道理で暑いわけだわ、人間の排気ガスだけでも相当熱い、おまけに自然も確実に暑かった〜!
でもいつもなら4日夜ともなれば耳に喧しいほどの虫の音が聞こえるんだけど、今年は鳴いてはいるものの、未だ本格的ではないような様子。
日中はセミが未だハバを聞かせて本気で鳴いてるんだから、虫さんも遠慮がちなのかしら?
やはり長雨の後の灼熱の夏、陽気が少しズレてるのかな〜?

先日、秋川雅史のコンサートに行ってきました。
チケットが取れなくて天井桟敷の席だったけど、あの素晴らしいテノールは何処に居ても大丈夫、充分堪能できました。
私以上の年配の女性が圧倒的。
だからなのか日本語の歌が多かった中で、一曲だけ原語で。意味は解らなくても私には最高でした。
クラシックの方だから、もっと沢山の原語の曲を聴きたかったな〜。
でも、幸せ一杯の気分で帰りは高山線にゆられて帰りました。余韻を楽しみながら。

来月の話、京都南座で「風の盆流れ唄」というお芝居が掛かります。
昨日八尾西町公民館で製作発表があり、役者さん達が街中を歩いてましたよ。
お話はよく知りませんが、おわらと新内とが流れるらしい。
おわらは本場からは無理だから、加賀山昭社中(民謡会)が出演だとか。
芸術の秋、京都まで足を延ばしてみませんか。

毎年の現象ですが、風の盆が終わっても毎日の様に観光客がウロウロ。
静かな八尾が見たかったとか。
そうこうしてる内に、月末になると某旅行会社の主催で「月見のおわら」が。
10月初旬には坂の町アート、次々と秋の行事が催されます。
秋の装いで又遊びにいらっしゃいませんか。
勿論、八尾も秋の装いでお待ちしていますよ、草花を愛でたり、美味しい物食べたり・・・楽しいよ〜!


  「 風ありて 匂いながるる 葛の花 」

正子(2007.9.13)

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