幸せとは この秋一番の寒さ、2℃だったって。 寒いの何のって秋の終わりって特に寒さが身に凍みるもんですね〜。 久し振りに城ヶ山一周、愛犬ブンタも飼い主ババアも吐く息は真っ白。 桜紅葉が道に降り続いて、歩くとカサカサと乾いた音を立て足裏に快く伝わってきます。これぞまさしく秋の実感! 道端の草には真っ白に霜が、おりから薬師岳よりもかなり離れた山の端から太陽が。 日の出というのは何処で見ても神聖なものですね〜、思わず手を合わせてしまう。 陽射しが当たると同時に草に降りていた霜がヘナヘナと溶けてしまって、今度はキラキラと光りだした、なんて素晴らしい光景!! 早起きは何十文も特だと実感しました。 もっと歩いていくと、池のほとりの楓はこれからかな? レベルを10とすれば3ぐらいのとこかな。未だ雪にも遭って無いから葉っぱの先などは綺麗だし、このままだとこの1週間が見頃かと思えます。 ただ、雪の情報がかなり近付いて来ていますから、なんとも・・・。 所々ツツジの返り咲きや、二度咲きの桜が寂しそうに咲いているのもこの時期ならではの光景です。 山茶花や早咲きの椿、濃紫の野菊、手入れの行き届いた畑では、大根、蕪、葱等が何時取り入れがあってもいいように立派に育っています。 こんな朝、頬に風が痛いくらいなんだけど、雄大な立山連峰を眺めて凛とした空気を胸一杯に吸って、野菊の2、3本もみやげに持ち帰れればし、あ、わ、せ。 もうすぐ長い冬眠に入りますが、その前のホンノひととき、生き物達が今年の最後の輝きを勢一杯見栄を張って見せてくれています。 毎年、季節に応じて楽しませてくれる城ヶ山に今年も有難うを言いたい。 そして又来春の彩りを楽しみに出来る事の幸せを噛みしめています。 「 朝日射す 亀池ほとり 片紅葉 」 |
正子(2007.1.17) 戻る |