高齢者でもよろしく。

平成になってもう20年目。ついこの間昭和天皇さんのお葬式?で悲しんでたと思ったのに、ホントに月日の流れるのは早いものです。
暖冬にもすっかり慣れてしまって、雪無し正月は当たり前みたいに錯角、今年は年末年始雪に見舞われて、久し振りに雪国を実感したお正月でした。

今年の年賀状に75歳の従妹から、後期高齢者になったという文面があり、改めて私は前期高齢者だと知らされて、そっか!って。
これから事故なんかで新聞に書かれる事があったら、65歳の高齢の女とくるわけか。
複雑だけどホントなんだから逆にその事を逆手にとって世の中に甘えて生きる事もいいかも? なんてズルイ事も・・・。

去年暮れの八尾ケーブルテレビにチョコッとした波風の立つ映像が流れて、観た人達は喧々諤々。
町民講座の中の一講座なのですが。
八尾を愛するあまりの辛口もあったりして、耳障りの良くないお話ではあったのですが、愛し方も千差万別ですから、その表現の仕方でいろんな受け取り方があるのも事実。
私達町民はどっぷり浸かりこんで生きてるから、変?とか、おかしい?とか、立ち止って気にする事すら考えないから、外から入って住んでみると理不尽な事が溢れてる町でもあるんでしょうね〜。
と言う私も外から嫁に来て馴染めない町だと思いつつ、もうすっかり八尾人としてこんな事いってるんだから。

この歳になっての私に一つだけ言える事は、どんなカタチにせよ、後からこの町に入って来る以上は先ずこの町を愛している事、心のどこかに見下げた気持ちが少しでもあったらここの住民になる資格ナシ!

これは結婚と同じ。相手やその家族を愛さなかったら同居は出来ないハズ、まして長い歴史のある家(町)に入ることは大きな流れに乗る事だから、一人逆らってもどうにもならないんじゃないかな。
相手を尊敬して初めて其処から愛が生じると思うんだけど・・・。
だから、これから来る人、今住んでる人、み〜〜んなこの町を大きな愛を持って、もっともっと住み良い町にしていこうよって今年の年頭にあたって提案します。

新年会も落ち着いて、ポチポチ三味線の練習が始まる頃。
曳山のある町はやはり曳山囃子の練習からがコノ春一番の仕事。
昔から「寒稽古」と言えば曳山囃子、此の頃ではおわらがメジャーになって、おわらにも寒稽古なんて言葉が当たり前に通用していますが、実は「おわら」には寒稽古と言う言葉は適用されないのだ〜!
あくまで「稽古始め」でしょうね〜。ま、つまらんこだわりを言ってしまったかな?
そんな訳の色んな意味でのお稽古が、我が家でもご多分に漏れずジージと王子のお稽古が。
来月の冬浪漫に向かって活動開始の此の頃です。

今のところ雪らしい雪は積もっていませんが来月になればいくらか積もってるかも。
禅寺の坂の石垣に雪が積もってなければ絵にならないもんね〜。
少々の積雪を祈っています、複雑・・・。


  「 風花の 落ちては消ゆる 石畳 」

正子(2008.1.16)
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