は〜るよ来い!

立春もとうに過ぎたのに春がなかなか遠く感じられて、三寒四温どころか毎日寒寒で、花粉が飛んでも良いから早く暖かくならないかな〜ってな此の頃です。

今年始めの行事、冬浪漫も恙無く終わりました、お越しの方々ご苦労様でした。
今年は何となく週末になると雪が降って、ロマンチックな八尾ではなかったかと思いますが・・・如何でした?
時には降り過ぎて飛行機が欠航の時も。
これも2月ならではのアクシデント、でも、夏冬関係なく明日香のお客様の元気な顔にお逢い出来て、又、今年も動き出した〜!って歳も忘れて張り切っています。
うちの若様も曳山囃子の練習に励んでいましたが、このごろはすっかり冬浪漫という行事は民謡セッションに重きが置かれて、ともすれば曳山囃子が邪魔?とさえ感じてる鑑賞者もいるとか居ないとか。
そもそも、曳山囃子は地味で関係者じゃないと聞く機会が無いので、じゃ、2月の何も無い時期に街中の皆さんに聞いてもらってもっと親しんでもらおうという思いで始まったのである。
でも、年月を重ねていくうちに観光客がやはりおわら節を期待されるので、取り入れた、すると本末転倒の今日の状態に。
ここら辺が難しいこの町の事情、観光客にも満足して欲しいし、かといって、自慢の曳山は他とは比べ物には出来ないし。
外部からの観光客に重きを置けば、その内曳山囃子観賞は消滅するかも・・・。
私の浅い知識では、この曳山囃子には色んな日本の音楽が、例えば、長唄、端唄、義太夫、それも東だったり西だったりで、とても面白いの。  と言うのは、同じ端唄でも、江戸と関西では題名が違ってメロデイーが同じっていう、はたして昔の八尾びとは何処で仕入れて来たんでしょうね〜。   余程裕福で遊び人が沢山居た事は間違いないわ、そんな事想像しながら豪華絢爛な曳山を眺めてお囃子を鑑賞して下さる観光客もいらっしゃると確信しています。

次世代をになう若者も少しずつですが各町増えてるみたいでとても嬉しい現象です。
おわら節みたいに華やかではありませんが、口伝で先輩から習い続けていく若者におおきな応援を期待します!!

先日、富山県の東にある海沿いの地方で「寄りまわり波」なる津波以上の被害が起きて、とてもビックリしました。
40年くらい前にもっと東の県境で大きな被害があったことを思い出しました。
自然の力って恐ろしい、いつまでも忘れてはならないんですね〜、お見舞い申し上げます。

梅の蕾やマンサクの蕾がおおきく膨らんでいます、は〜〜るよ来い!は〜〜やく来い!

  「 古りし雛  薄く影置く  金屏風 」
正子(2008.2.26)
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