同窓会の案内

見渡す限り緑、緑、緑。
山肌の緑に今が盛りの藤の花が所々紫に彩り、谷間の九十九折では谷ウツギのピンク、卯の花の白、運転を誤るくらいに綺麗な山道。
一年で一番美しい季、おまけに一日の日照時間が一番長い時期。
旅をするなら今が最適、何処か出かけたいな〜!

なんて思ってたら中学校の同級会の案内が、はたまた、たった1年間(4年生)在籍しただけの小学校の案内も。
おまけに、高校の仲良しグループの案内も。
なんてこった、心がフワフワしてると同時に3通もくるなんて!
この歳になると同級会に参加する度にダレソレが亡くなったとか、住所不明とか、良いことばかりが聞かれるわけではない。
でも有難いことに、中学校の恩師は未だ健在で参加してくださる事だ。
先生も生徒もおそらく薬袋持参が多い事だろう、何とかして参加したいものと今から時間の調整を画策しているところ。
あと何回出席できるかな〜? 

先日孫が修学旅行に行ってきた。2泊3日で東京へ。
今の修学旅行は豪華! ホテルでツインだって。
むか〜〜しの大広間での雑魚寝や、枕投げの楽しみは知らないわけだ。
孫に昔語りをしながら、すっかり気分は15歳、ジイサンは私をさらに6年遡ってマタマタ古い旅の思い出を。
そうだ!何としてでも同級会に出席しよう。そして15の少女の心を取り戻そう!?

曳山祭りが済んで、三味線の調子はバッチリおわら。
この町は半年づつギヤーチェンジであっという間に一年が終わってしまう。ウカウカしてるとおいてけぼりになりそう。
6月に入ると保存会の温集会、7月の演技発表会に向けて各町公民館での練習にも熱が入ってくる。
次々とおわらに関する行事に関わりながら本番を迎える、このプロセスが皆それぞれの受け止め方で楽しみなのだろうな〜。

  「 空に向け 高々咲ける 朴の花 」
正子(2008.5.24)
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