あ〜〜、終わった〜!

遠くから、近くから沢山参加頂いて今年の風の盆は無事終わりました。
生憎3日は終日雨に見舞われて、観光客の方々よりも地元民がとても残念がって、不完全燃焼で終えましたこと、み〜〜んなに代わって申しておきます。あれやこれやで本当にお疲れ様でした。

各町では雨降りならではの沢山のエピソード満載だと思いますが、ここの町で聞いた話を一つ。
3日の深夜、12時まではそれぞれの公民館で色んな形で観光客にお見せしたと思うんですが、さすが、上がりそうも無いあの雨、これでオシマイって言いながら名残惜しそうに三々五々帰る者、諦め切れずに座り込んでる者。
そんなとこへ、おばちゃん団体が「10時間もかけて来たのに見せてくれないのか」って粘ったそうな。
時は夜中の2時、やや、ヤリトリのあった末、人間も少なくなってるし、自前の浴衣、スッカリ白髪の人、残り物取り混ぜて一踊り見せてあげたんだそうです。
で、おばちゃん達は喜んで帰ったそうな。
「 それだけ?」って、聞き直しましたよ。
私だったら、少しくらい感謝の気持ちを置いてくな〜。
始めっから代償出すからやってくれって言われたって絶対やらない、でも、出来ないとこをやってあげたんだから、ジュース代くらい若い衆に置いていってもバチが当たらないんじゃないかな〜。
折角、時間とお金をかけて来たんだったら、生きたお金の使い方を身に付けて遊び心、イキな遊び心を見せてくれないかな〜。
パック旅行のとくとくプランで来る観光客にはこんな事望むのは所詮無理でござんすか・・・。
は〜〜ぁ!!

前夜祭からずーとグズグズしたお天気だったのが此処へ来て連日秋晴れ続き。
少しずつ風の盆の疲れも消えて、またまた月末のどっかの旅行社の「月見のおわら」が待たれます。
御存知でしょうけど、あくまで八尾町の主催じゃなくて、旅行会社の仕掛けなんだから、そこんとこ各自で来られる方は遠慮がちに楽しんでくださいマシね。
その頃になれば、虫の音、水の流れ、本来の八尾の魅力がたっぷりと味わえる事請け合い。
酔芙蓉も花盛りかと。

いつもの年より6万人少ない20万人の観光客、もう、疲れは取れたかしら。

  「 人去りて 二百二十日の 街静か 」
正子(2008.9.11)
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