虫すだく街
一年中で一番八尾が輝く9月、長くて短い9月が終わりました。
遠くから、近くから沢山のご来店改めて有難う御座いました。
いつもの顔は皆元気印、そして又新しい出会いに遭遇、これだからこの商売止められないんだわ。
先月の今頃、さあ〜!始まるぞ!って張り切ってたのに、今の八尾はひっそりと静まりかえっています。
その代わり、夜8時頃になると色んな虫たちがこの世の名残り?とばかり鳴き競って、耳がツーンとなるくらい。
それとエンナカの水音、そう、おまけにもうすぐ仲秋の名月。
これがホントの八尾、いいな〜、こんな時期の八尾が一番好きです。
夜の道歩いてるとどこからか胡弓の音や、三味の音、はたまた若い衆のおわら唄が、足を止めてボケーっと聞き入ってしまいます。
何故か風の盆が終わってからが一層おわらに熱心に取り組んでるような気さえ・・・。
名残惜しい気持ちがそうさせるのかな〜?
風の盆、月見のおわらにいらした方々、今頃どんな顔して会社人、家庭人してるのかな?
ボケーっとしてると来年の風の盆に障るから、早く気持ちを切り替えて元の働き蜂に戻って下さい。
10月は坂の町アート展、さっと切り替えて今度は芸術の秋、1000円ドライブで又お出掛け下さい。八尾はおわらばかりじゃ無いんだよ。
兎に角、この夏はご苦労様でした。
「 虫すだく 街に流るる おわら唄 」
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