夏椿

いよいよ七月、雨降りと蒸し暑さにウンザリしながらも七月の声を聞くとなんとなく夏が来た!って気がしてもう少し我慢出来るかなと日々を重ねています。
俄かサッカーファンで些か寝不足気味でしたが、漸くもとのリズムに戻りました。
それにしても残念、もう一試合は観たかったな〜。
全然ルールなんか知らないんだけど、全力疾走で肉弾戦?やってる若者からパワーを貰ったような気がして、3試合全部リアルタイムで観ました。
本当に感動を有難う! と言いたいです。
勝負はこれからなのに私の中ではもう終わってる、きっと4年後のワールドの時、この前何処が優勝したっけ?って言ってるでしょう、そんな程度の俄かファンでした。

さて、八尾では街路樹の夏椿(沙羅の花)が毎日咲いては散っています。
白くて小さい、そして絹のような輝きをした品のいい花、蕾も真ん丸くて絹の輝きをしています。
何処の道? ごうどうの坂です。
桜の若木と交互に植えられて、この雨の時期のひとときを和ませてくれます。
花の命が本当に短くて、咲くと同時に散ってしまう、しかも散ったら茶色に錆びてしまって潔さより儚さをもった花、でも私は好きです。
八尾の山、白木ヶ峰(1600弱)への登山道に大きな夏椿があってその下で一息入れたことが思い出されます。今も健在なのかな〜?

今月第二日曜日は「おわら演技発表会」、年々ファンが多くなって、各町のお目当ての方も決ってたりして各自の楽しみ方があるようです。
町内では真剣に練習が繰り返されて、その日に備えています。
鏡町の「おたや階段』横の駐車場にあずまやが建設中です。
風の盆にはテントを張ってその中で地方衆がたむろしてると思うのですが、今年からはおしゃれな恒久的なアズマヤがあるはずです、お楽しみに。
いや〜〜な梅雨は早く切り上げて、スカーッとしたお天気で演技発表会を迎えたいと願っています。

 「 川風に ゆれゆれてゐし 合歓の花 」

正子(2010.7.2)
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