街路樹はすっかり秋色に、石畳を走る枯葉は音を立てて過ぎてゆきます。
長かった夏から急に冬へと急ぎ足で八尾の季節は移ろいを見せています。
その中でも今年の熊さんは余程山の食料が不足してるのか、此の頃の地元の新聞を賑わせています。
熊さんって、八尾みたいに山の方だけかと油断してたら、富山湾に面してる魚津市にまでお出ましになってるとか、余程お腹が空いてるんだろうと気の毒にさえ思われます。
私の大好きな城ヶ山は只今「熊出没注意」の立て札が。行けないとなると余計に行きたいのが今の心境です。

今週は、サスペンスドラマの撮影とかで禅寺の坂と禅寺橋に季節外れの雪洞が並びました。
こんな時季に見ると、あれだけ気持ちを高揚させる雪洞も、寒々として何だか変な気持ちがするもんです。
不思議ですね〜、やはりこれも季節感なんでしょうか？
何時の放映なのか知らないので此処だけの内緒なのですが、森村誠一作の終着駅シリーズで、片岡鶴太郎が牛尾刑事になるドラマ、わかった？
八尾は又、あまり良い役割じゃ無さそう。な〜〜んでか？　　胡弓の音色がそうさせるのかな〜？

私事をひとつ、先週中学校の同級会で氷見へ行ってきました。
1泊2日間、心は15歳。今度逢う時は70歳、でもまた15歳に戻ることでしょう。
同級生っていいよね〜、お里が知れてるから。
今、氷見は週末は大はやりです。
やはりお魚が人を呼ぶんでしょうね。御膳の上はキトキト（富山弁でイキがいい事）のお刺身の船盛りがデ〜ンと、焼物、煮物みんなブリ！
県民は珍しくもないけど、県外の方にはたまらない時期かとおもいます。
富山湾の水平線に立山連峰が、その上を朝日が昇る光景はなんとも..。
思わず手を合わせたい気分です。
機会があれば是非一度お訪ねアレ。

時雨の季節、その内雪が来るでしょう。
その前に何も無い静かな八尾もいいですよ。
結構ポツポツと観光客が歩いています。
暖かくしていらしてくださいね。

　「　音たてて　枯葉転げる　石畳　」