秋こぬと目には・・・。

猛暑、残暑、台風、でも、風の盆は無事終わりました。
あれだけ沢山の警報、注意報が出てたにもかかわらず、風の盆3日間は神風が吹いたとしか思えないほど八尾を避けて行ってくれました。
まさに「風の盆」、二百十日の厄除けのお祭りを実証してくれたみたいな三日間でした。
我々は勿論、旅行会社だってほとんど諦めムードだったと思うんです、が、演舞場の舞台も2日間ともオーケー、3日の深夜の流しも思いっきり堪能できた由、やはり八尾は「もってる!」と思いません?
というか、ここへいらっしゃる皆さんが「持ってる」方ばっかりだったのですね、心から感謝申し上げます、有難う御座いました。
仕事ヤリクリしてこられた方、被災地から暫しの心のリラックスを求めていらした方、風の盆で1年を締めくくる方、人生いろいろ背負って3日間を心から堪能された事と我々も元気を頂いてこれからの日々に生かしたいと思っています。

風の盆が去って急に秋風が・・・と、思いきや、此の頃のこの残暑、今週は未だ30度越えの予報が続いています。
農家の方曰く、この高温がこしひかりの旨みを増すんだそうです。
東北の方には申し訳ないことですが、この地方は今年も豊作だそうです。
美味しいお米を沢山生産してお米を作れなかった地方へ少しでもお裾分け出来たらいいですね、御飯沢山食べて元気になれたらもっといいね〜。

朝の散歩道、蝉の死骸がそこここに、片方の空では未だ盛んに鳴いてる集団も、逝く夏をしみじみ感じる時です。
真夏の入道雲はいつしか鰯雲に、日が暮れれば虫達の独壇場、仲秋の名月が城が山から・・・秋が確実にそこまで来ています。

23日、24日はさる旅行業社の月見のおわら、雨が降りませぬように皆さんで祈りましょう。
風の盆に来られなかった方も今度はどうかしら、3連休ですから。
夏の疲れを回復して又元気な面々が集まる事を楽しみにしています。


 「 山の端を 離れていよよ 月今宵  」

正子(2011.9.13)
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