彼岸花

朝晩の気温が急に下がって、もう暖房が欲しいなんて呟いて・・・。
今年の残暑はジェットコースター型とか、体調維持に四苦八苦。

先日の何処かの旅行会社のイベントには遠来、近来?沢山の観光客に来ていただいて有難う御座いました。
風の盆には禄にサヨナラの挨拶も出来ず慌しく霧散するかのように別れてしまった方々、再びほとんどの顔がこのカウンターに並んだ事に大いに感謝!
皆さん元気でとても嬉しかったです、ありがとう!
また、今年初めてって方も、又是非来年も逢いましょうね。

漸く今、酔芙蓉が咲き盛っています。
朝は純白の花が夕方真紅日変わるなんて不思議な植物ですよね〜。
高橋治さんの「風の盆恋歌」に登場するまで全く知らなかった酔芙蓉、今ではまるで八尾の花みたいな錯角さえ与えてるらしいけど、元々あの植物にはここの気候は少し無理があるらしい。
でも、長年の努力の結果、酔芙蓉屋さんさえ出来てすっかり定着しています。
ただ、風の盆に咲いてくれないのが残念です。
暖かい地方では夏が盛りとか、ここのズレばかりは直木賞作家の高橋治さんでも気付かなかったのかな〜?
それと、彼岸花がそこかしこに咲き誇っています。
朝の散歩で思いもかけないところに一群れの真っ赤な花が咲いてるのに出会うとビックリします。
真っ赤になるまで全く葉っぱも無くて、何で急に此処に?って思うくらいに唐突に咲き出すので、毎年ながら驚かされます。
なんでも、全国的に秋のお彼岸を目掛けて咲くんだそうです。
開花時期のズレはあまり無いとか、これも不思議な植物ですね。
いつしか花を忘れる頃に深緑の葉っぱがかたまってフサフサと伸びている、この辺では「葉見ず花見ず」っていいます。
なるほど、花と葉っぱとは逢うことが無いから、言い得て妙な言い回しです。

いよいよ秋本番、短い秋を楽しんで、ついでに又八尾へ足を延ばしてみては?
10月8〜10日、「坂の町アート展」、秋晴れになる事を祈りつつ。


 「 高々と 土手に並びし 曼珠沙華   」

正子(2011.9.27)
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