み〜あ〜げてごらん

ようやく薫風といわれる爽やかな風が吹いてきました。
先日の金環日食、スカイツリー開店と空を見上げるイベントが続いて、毎日の天気予報に一喜一憂してる此の頃です。

曳山祭りは生憎の曇り空、でも昼曳山は何とか巡行出来てホッとしています。
夜の提灯曳山は中止となってましたけど、西町はやったそうです。
幾つになってもお祭りの笛太鼓の音には胸ざわめくものが、年甲斐も無く遠くで響く音にさえ落着かない、変な高齢者かな〜?
遠くからいらした方々、お疲れサマ。
待ってる?ってことも無いけど、本音はやはり待ってるんですよ、いつもの顔が揃ってとっても嬉しい、ホントに有難う!
こんどは風の盆に向けて休み調整にガンバですね。
地元でももう「おわら」に切り替えて練習が始まっています。

先程の日食ですが、我が家では取っておきのアイテム、溶接マスクを被ってシッカリ観察しました。
おまけに通りすがりの人達にも「観られ、観られ!」って強要して、結構ここでも細い眉月ほどになりましたよ。
アッと言う間に反対側からお日様が膨らんで、改めて時間の流れの速い事に感動しました。
この如く私の命も流れていくと思うと残りの与えられた時間を大事に使わねばと実感しました。
3年生の孫と代わる代わる覗いて、この次は300年後だって、え〜? じゃ、オレもバアチャンも化石になってるね、なんて楽しいひとときを堪能しました。
自然の流れの中では毎日のクヨクヨした出来事なんか塵の値にもならないと思うと、チョッと心が軽くなった様な、宇宙の不思議なエネルギーに包まれて気持ち大らかになった気がします。
国会のエライさん達もしばし大自然に一服すれば毎日毎日積んだり崩したり論じる事も無いのにね〜、早く結果出して、復興、復旧に取り掛からないと、次の自然の逆鱗に触れて本当にみ〜〜んな化石になっちゃうよ〜!

今、城ヶ山はツツジが満開、緑が濃くなってすっかり夏山になっています。
来月は保存会本部の温習会、その後演技発表会、いよいよ風の盆に向かって動き出しました。
又、暑い中、元気な顔が集まる日を楽しみにしています。


「 ツバメの巣 日に日に囀り声高に   」

正子(2012.5.23)
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