台風と共に去りぬ

さる旅行社主催月見おわらが今年15回目とか。
あれから私も貴方達も15年歳を重ねたんですね〜、頭が白くなったり薄くなったり・・・当然だわ。
せっかくの行事が台風17号で半分で終わりましたね〜。
でも、初日は町流しが全部こなせたらしくて何よりでした。
2日目ははじめっから風対策がしっかりとされてて、ワッペン軍団の方たちは観光会館で入替制でなんとかおわら観光は出来たようです。
まあ、モグリで来町の方達には何と申せばいいやら、運が悪かった!かな。
此処はお陰様でたいした被害も無く通り過ぎて行きました。
あの雨の中、ツアー客の列、頭からスッポリ膝下までのビニールコート、しかも白色、降りしきる雨の中、粛々と白い軍団、まるでムーミン谷のニョロニョロ!?の大移動みたいでした、失礼!
翌日はそれぞれ立山とか上高地とかって、大丈夫でしたかしら?

漸くこれで今年のオワラはおしまい、これから八尾の町は芸術の町、週末から「坂の町アート展」へと様変わり。
この行事も結構続いて、今年17回かしら?
秋のやわらかな日差しの中、坂町の町家に気取らない芸術のいろいろがあまり自己主張しない程度に展示されてるとこが私は好きです。
それと、この八尾独特の間口の狭い奥行きの長い不思議?な家々を堂々と覗き見出来るんですぞ!
こんな事って滅多にできない事、それも楽しみの一つです。
風の盆と全く違った風に包まれた八尾の町をマッタリと歩いてみませんか。

今、金木犀の香りが町を包んでいます。
日が暮れると虫がすだきます。
日暮れが早くなって、夜明けが遅くなって・・・秋が秋らしくなってきました。


「 立待夜 おたや階段 白々と  」

正子(2012.10.2)
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