巣立ちの時

寒い寒いと繰り返しながら気が付けば三月もおしまい。
曳山のポスター眺めながら五月人形を飾らねば・・・と、一日一日流されて生きています。

さすがに北陸にもさくら便りが聞こえるように、四月の始めには咲く予定とか。
我が家の若芽もようやく学生服とお別れ出来たようす。
車の免許、リクルートスーツ、革靴、と見た目はすっかり社会人。
四月一日に向けて研修に出かけました。
ばーばにはどんな格好しても可愛い孫、暫らくは何食べてるか、よく寝られるか、なんてくだらん心配の毎日です。
我が子の時はどうだったかしら?
孫はまた別物ですね〜、全国のじじばば様、春は複雑です。
風の盆や曳山祭りには帰ってくるだろうか?
せっかく覚えた三味線はどうなるんだろうか?
なかなか寝付きの悪い春の夜が続きそうです。

今、富山湾ではホタルイカが盛りです。
このあたりではホタルイカと言えばアサツキと酢味噌和えが定番。
これを食べないと春を実感しない、私だけかな?
若者は夜の海にホタルイカ採りに、けっこう素人でも収穫があるらしい。
でも、海の近くの者よりもこんな山のモンだけが張り切って海に浸かって採ってるのかも? 笑われてたりして・・・・ね。

明日、あさってあたりツバメが飛来する予感、これ私の感!
だって我が家のツバメが巣立ったんだから、南からのツバメさんが一層待たれます。


「 丁寧に 枝先伸ばし 囲い解く 」

正子(2013.3.28)
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