新緑から深緑へ

ゴールデンウィーク最大の行事、曳山祭は近年にない上天気に恵まれて、無事何事も無く終わり、元の静かな街に戻りました。
街路樹も桜若葉の中にハナミズキが、ツバメの朝夕の賑やかな声にささやかな幸せを感じながら元気に生きています。
お祭には、いつもの面々の元気な顔がカウンターに並んで楽しいひと時を有難う御座いました。
お互いに、今度は風の盆にって帰路に、今はとっても静かな退屈な日々を送っていますが、心の中ではもう風の盆を待ってるかも...。

先日久し振りに早朝の城ヶ山へ散歩、つつじが奇麗に咲き誇って、名前がわからない鳥達が耳が痛くなるほど囀っていました。
桜の盛りの時から数週間ぶりかな、緑があまりにも深くなってるのに驚きました。
春から初夏へ、緑色も百態、何度も深呼吸しながら城ヶ山を満喫しました。

小学校ではここ数年前から運動会は5月に行われます。
富山市になってからかな?
それまでは9月の風の盆の後すぐに練習が始まって、子供達には少し可愛そうなくらいハード(残暑厳しくて)なスケジュールだったのですから、慣れてしまえば5月の風のほうが気温が高くても爽やかで過ごし易いかも。
八尾の学校は、保育所、小学校、中学、高校、全て運動会にはおわら踊りが。
しかも、全部父兄の生バンドで。
思い様では随分贅沢なプログラムだと思いません?
炎天下に生のおわらを演奏する親心、それだけでも素晴らしい文化!
でも、お天道様が真上なのにグランドでおわら踊り、想像できますか?
グランドいっぱいの大輪踊り、壮観ですよ。

六月になると毎年のおわら本部の温集会、その後、7月の演技発表会へと続きます。
何やかやと八尾はおわらに向けて動き出しました。


 「 残雪の 連峰に向け 青田風  」

正子(2014.5.25)
戻る