沙羅双樹の花の色

雨降りが続いています。
東日本の方は激しい降り様、被害などありませぬように。
しかし、此の頃のお天気は変ですね〜、雪の降らない地方に大雪だったり、梅雨入りって言った途端に土砂降りが長引いたり。
いつもの私の説ですが、きっと自然が驕った現代人を試してるんじゃないかなって、真面目にそう思います。

先日孫の教科書をパラパラ、「春は曙、祇園精舎の鐘の音...」なんて書かれてるのです。
5年生の国語、オドロキでした。
長々とした全文では無いものの、私は高校生の時に始めてお目に掛かったような記憶が。
暗唱するまでは未だだと思うのですが、好きな文を紙に書いてる様子。

「バアチャン、沙羅双樹ってな〜〜に?』 と、来ましたよ。

たまたま、八尾の街中には街路樹や庭木に夏椿が植えられてるので、しかも時期的にこれから目にする時、なんとかバアチャンの面目躍如ってとこ。
しかし改めて此の頃の子供も先生も大変だな〜って関心するやら、可哀想なんて余計なお世話の気遣いするやらでした。
先生も結構若い方達、どんな授業するんだか聞きたかったな〜。
さて、50年以上前に必死で暗唱した古典、どれだけ覚えているものか、孫のお陰で梅雨の退屈しのぎに振り返っているところです。

今週は保存会本部のおわら温集会、来月第2日曜日演技発表会、若い方達は動き出しましたよ。
愛好者を自認してる方々、今から準備をしてください、宿とか体調とか。
お元気なお出ましを楽しみに待ってま〜〜っす。


 「 雨小止み 葉裏にひそと 沙羅の花  」

正子(2014.6.12)
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