再びの十三夜

先日の十三夜はとても美しい月でしたね〜。
なんでも171年後に次があるとか、天体の神秘はよ〜わからんけど、兎に角遮る者の無い澄み切った月を高齢者夫婦でとくと見入りました。
去年の今頃は、ジイサンが心臓悪いって入院してて万一の覚悟を決めてた時だったので、今年こんなに奇麗な月を見上げれるなんて...。

そんな訳で、先月末に家族で京都旅行に行く機会を賜りました。
神仏に感謝の念を届けに、孫達も一緒にご先祖さんの納骨の小旅行。
久し振りの京都は相変わらず外人さんでごった返し。
私は10年ぶり?かな、高台寺さん界隈や八坂の塔のまわりが好きなのでよく歩くのですが、なんだか行く度に格子戸だった家がお店屋さんになってたり、一番目を引いたのが、レンタル着物屋さん、それをまとって着慣れない若者があちこちを歩いてる、まるで七、五、三のバカボンとおねえちゃんが手つないで闊歩!
なんて、私の歪んだ見方で先ず見たまま、でも、千年の古都といえど同じ所に留まっては居られない、常に動いてるんだなあって、規模は違っても人の来る街に生きる者には刺激になりました。
我が町八尾はこれから冬眠に、雪の町並みもいいんだけどな〜。

話し変わって、今年はやたらと熊さんの出没情報が賑わっています。
小学生は毎朝大きな熊除けの鈴を鳴らして集団登校、お陰で朝がとても賑やかで私的には清々しい音色で元気を貰っていますが、、、。
今月末くらいには熊さんも腹ペコで穴に入るんでしょうかね〜、山の木の実が大不作なんだそうです、気の毒に。

あちこちの公園では雪吊りがすすんでいます。
冬の重い雪から木々を守るため、藁縄に雪が積もった朝はとても凛として美しい光景に、でも降らなければ弛んでるみたいで間抜けな感じに。
見る側から勝手な事を、結構費用が掛かるそうな、雪はほどほどがいいかも。

これから夜の空が益々冴え渡って奇麗に、来月の十三日月はどうかしら?
インフルエンザの元気になる季節、体調管理にご留意を。


 「 片時雨 近江の湖に 虹連れて  」



正子(2014.11.10)
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