春を味わう

三寒四温という言葉はよく知ってますが、今年は三寒四寒って言いたいくらいに寒い日が続いています。
お天気お兄さん達も毎日の温度差をテレビでおしらせする度に苦しそう。
でも我が家の坪庭の大量の雪が2〜3日前にすっかり消えてなくなりましたから、やはり暖冬だったのかな〜って。
北海道の雪の降り様を見るにつけ雪国北陸って言ってもこれくらいでへこたれてはバチが当たるなって思う此の頃です。
でも、やはり弥生三月、雪の解けた所から春の象徴、萌黄色のフキノトウが忘れずに顔を出してくれます。
掌にいつまでもその匂いが残ってて、心ゆくまで春に浸った幸せなひととき。
あ〜、やはり長い雪に絶えた者だけに自然はご褒美を運んでくれる、って、勝手にほくそえんでいます。
勿論、フキノトウは私の胃袋へ直行!
まだまだ其処此処に沢山出ています、味わいたかったら、北陸新幹線に乗って食べに来て、それくらい私がお、も、て、な、し 致しますよ。

この拙文が載る頃、北陸新幹線は開業されてるはず、沿線の各駅では集客に熱が入ってますね〜。
でも、富山から京都、大阪方面へ行く時は不便に。
だって、金沢まで行って、サンダーバードに乗らなきゃ行けなくなった、乗り換えの分時間のロスが。
京都大好き者にとっては、イライラだわ。
早く延伸してグルッと環状できる様に、こうなったらもう少し長生きしてみようかな〜?  なんて、次の欲望が湧いてきました。

今、外はこの冬一番?の寒波とかで本格的な雪降り中。
ママさんダンプは要らないと思うんだけど....。


 「 黒土に 触れては消ゆる 春の雪  」



正子(2015.3.11)
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