春を連れて新幹線が来た!

来た来た! 北陸新幹線が来たよ〜!
悲願50年だそうな、歴代の県知事や代議士サン達が鉢巻巻いて国会議事堂に押しかけてる様子がよくテレビに映し出されてた事思い出すと、50年って長かったんだな〜と感慨もひとしお、裏日本がいつの間にか日本海側って言葉に置き換えられて...。
でも、2時間余りで東京へいけるなんて、大正生まれの母と乗りたかったな〜って、72歳の戦前者が深い思いに。
この際、平成生まれの孫と何としてでも乗りたいものと思ってるのだが、はたして彼が一緒してくれるかどうかが当面の大問題。

1週間前は時ならぬ雪が見舞って、水道さえ危ない程冷え込んでたのに、何故か新幹線の走る日から急に春が押し寄せてきて、今日は20度、早咲きの桜の蕾が薄桃色を見せて、そう、もうお彼岸の入りだもの、やはり季節は巡って来るんですね〜。
連日新幹線のニュースばかり、でも、どっちかと言うと金沢が圧倒的に多い。
僻みじゃないけど、富山のえら〜〜い人達がもの凄く努力した結果だと思うのに、兼六園と近江町市場ばっかり。
急に沢山の観光客に押し寄せられても大変だけど、暖かくなったら富山県へも来て欲しいな〜。
テレビで関係者が富山人は地味で「な〜〜んにも無いチャ!」って言うって。
そう、そう私もついそう言うわ。
だからこれからそんなマイナーな事言ってたらダメなんだって。

「おもてなし」の心だけは溢れてるんだけど、愛想がイマイチ。
でも、価格高騰に耐えながらコーヒーたてて待ってます、電車賃掛かるけど日帰りで飲みにいらして下さい。
4月の声を聞けば城が山は一斉に春をまといます、鳥も囀ります。


 「 春めくや 自転車の子等 声弾む  」



正子(2015.3.17)
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