いのちの洗濯

ようやく春らしい日々が巡って来ました。
相変わらず寒暖の差が激しくて、イイお天気って言う日が長続きしない春ですが、それでも小さな植物は確実に春を示しています。
狭庭の野草が精一杯頑張って花を競っています、雪割草とかエンレイソウとか。
町はもうすぐのお祭の準備で何となくザワザワした空気が漂っています。
お祭を迎える時が一番街が活気付く時かも、老いも若者も男達が元気そう!
お天気が良ければ家々の大掃除とか、町内会の一斉清掃等、五月のお祭に向って着々と準備中ってとこです。

私は久々に生の音楽に触れる機会を得まして、心の洗濯をしました。
佐渡 裕率いる兵庫文化センターフィルのコンサートが富山へ。
いきなりコンダクターの軽妙なおしゃべりから始まって至福の2時間にどっぷり浸かって心満足の状態です。
新幹線に乗って2時間余りでいつでも東京へ生の音楽聴きに行ける!って、ぬか喜びしてても、中々そんな贅沢は許されませぬ身の上。
せめて新幹線の富山駅を見学して旅行気分を味わってから会場(駅のうしろ)へと行ったのでした、ささやかな幸せ・・・。
佐渡 裕サマはテレビで観るよりずーっと素敵!!
観客は勿論私のようなオバサン80パーセント、テレビの露出度が高いからきっと私みたいなミーハーも多いかも。
兎に角、身体一杯使ってエネルギッシュな指揮ぶりは圧巻でした。
暫らくはこの充実感で生きていけそう。
中には、ほとんど舟を漕いで2時間を過ごしてた方も。
それぞれ楽しみ方はあるんですな〜、人生色々、人間色々ですが勿体無い事です。

聞名寺の枝垂桜が今見頃です。
夜はお寺のご好意でライトアップしてあって、とても幻想的、奇麗です。
ゴールデンウィーク迄はチョッと無理かも。
観るなら、今、でしょ!!


 「 ゆっくりと 形整え 花筏  」



正子(2015.4.19)
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