芸術の秋

長いような短いような9月が終わりました。
今年も天候に振り回されて8月の前夜祭から9月本番まで、なんとか過ごす事ができました。皆さんどうもありがとう、ご苦労様でした。
でも、今年は特に雨に脅かされていましたね〜。アレだけ暑かった夏の太陽は前半で何処かへ、お天気との駆け引きは難しい、やはり自然の前にはど〜にもならん事を改めて思い知らされました。
おまけに大きな台風、去年もだったような気が、本当に地球はこの後どうなっていくんでしょう。
とっても不安な前途、あ、私は前途の心配は要りませんが、若者、特に孫達の時代には大きく輝く未来が開けるのか心配です。

でも、身近な自然は正直に時を刻んで、少づつ木々も秋の装いを進めています。
久し振りに城ヶ山へ朝の散歩、台風21号崩れの大きな雨風の後のせいで坂道も階段も落ち葉が降り積もってて、滑らない様に慎重に歩きました。
萩葎は尽く実となり、石蕗は大きな蕾を準備、溝萩、蓼は今を盛りと咲き競って、頭上の梢はもう冬鳥でしょうか、賑やかに囀ってすっかり秋を謳歌してる感じ、本当に束の間の爽やかな秋らしいひとときを堪能しました。

話は後先になりましたが、先月末の某社の「月見のおわら」は雨に見舞われず本当に良いお月見でしたね〜。
行事と十五夜とが一緒になるなんて何年に一度の確率かしら。
まして今年は満月、十五夜、フルムーンじゃなかったスーパームーンと、お月様も毎晩お忙しかったでしょう。
美しいお姿、全国区で見上げてたんでしょうね。
私はその後も、十六夜、立ち待ち、居待ち、寝待と毎晩一眠りしてから窓外を覗いて結構今年のお月見を楽しみました。
そのせいですっかり風邪を纏ってしまいましたけど・・・。

この秋は連休が沢山、その最後がこの週末、ここ八尾の町も最後の行事、[坂の町アート展」が今年20回目を迎えます。
どんなイベントでも続ける事が大変、関係者の方達の20年の努力を堪能しに、どうぞ深まる秋の八尾へお運びくださいませ。
この行事が終わったら熊と一緒に冬眠です。

 「 句碑山の 萩は実となり 風のまま  」



正子(2015.10.5)
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