冬らしい冬

天気予報がこんなに気になる季節、冬はいつもの事なのですが、今年は久々にらしさがたっぷり醸し出される冬を過ごしております。

海の外の国ではお正月、わが国では大寒で心も身体もお財布も凍えそうな時節をジーッと暮らしています。

この前の寒波は3泊4日、毎朝3〜40センチの降雪があったかな?

ま、毎日続く訳でもないのでそれなりに夜明け前からママさんダンプと格闘、その後朝の仕度に向うと身体がポカポカで動き易くて悪いことばかりではありません。

朝の雪掻きは日頃どんなにオスマシ?してる方々でも一つの目的でスコップを奮ってる訳ですから、私のようなガサツな者でも皆同じだと思うと、心の中で「ウフフ、、、」って楽しいひと時、此処だけのナイショ。

それと、も一つ、雪降り時は小さな家に限る。

間口の広い旦那さまのオタクは大変、ウチなんか小さな間口だから他所様より遅れて出て行っても早目に終わって、お先に!なんて早上がり。

こんな時貧乏人で良かった〜!って、変なとこで嬉しがって居ます、高齢者夫婦で。

 

何だかんだって暮らしてるうちにもうすぐ寒明け、私の上新町では2月に入ると第一の大安から次の大安まで一週間曳山囃子の寒稽古が。

曳山は神事ですので何処の町でもそれなりのやり方で引き締まった年中行事として行われます。

我が町では始まりと終わりの日は役員さんはじめオールキャストで、勿論皆さん法被を羽織って公民館に集まります。

この1週間が終わると漸く春近し!を実感します、もうすぐですね〜!

 

今年も例年の冬浪漫、いつもより雪が多い分冬らしい景色は間違いなし。

願わくば新雪が降れば西町の石垣が絶景に、これぞ世界遺産に登録したい景色です、乞うご期待!

 

鉢植えの雪割草、クリスマスローズ等の花芽が大分膨らんできました。

時々指で触ってみて独りほくそえんでいます。楽しみが膨らんできます。

この分ではインフルエンザも避けて通り過ぎた様子、さてさて次は花粉症の春が控えてるって訳か、ま、春よ来い、早く来い!の毎日です。


 「 南天の実に冬鳥の昨日今日   」



正子(2017.1.27)
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