初夏の薫り

異常気温の上下でオロオロ暮らしているうちに季節は夏!

でも我が家はまだ時々暖房したり、、、高齢者ですもの。

そうこうしてる内に今年も半年無駄に流れて、巷では風の盆の準備のアレコレが動き出しているらしい。

 

富山では6月1日は日枝神社の祭礼、いわゆる「山王さん」のおまつり。

子供の頃から一番大きなお祭、その昔、境内ではサーカスや見世物小屋等を始め露天商が千件も並ぶ、この辺りでは一番大規模なお祭としてとても賑わいました。

今も我々の様な昔の子供には懐かしい響きが、特別の郷愁というか、、、。

で、この山王さんが過ぎると本格的に夏へ向うという訳。

 

八尾では6月に入ると「おわら保存会本部」の温習会、ベテランも新人も一緒になって1年に1度の練習があります。

その仕上げが7月の「演技発表会」へとつながります。

その頃になると何となく町の空気はウキウキというか、眠っていた風がそよそよと動き出したような雰囲気になります。

冬が長い分、「おわら」の気配を感じると落着きが無くなって来るような気がするのは私だけの感じ方かもしれません。

が、そんな雰囲気の八尾の町が私にはたまらなく、、、、好き!です。

 

今の街の中はツバメさんの天国、兎に角沢山のツバメが飛び交って鳴き声と沢山のフンで朝から夜遅くまで立ち話の話題に事欠きません。

ブツブツ言いながらフンの掃除に精を出して無事に巣立つ日を待っています。

 

狭庭の紫陽花に沢山の蕾発見、6月入って本格的な雨の日々には彩りを見せてくれるでしょう。

 

いつになく気温の変化が著しい昨今、今から体調管理に気を遣って休暇を捻出する努力を。

先程の観光客にこのコーナーを読んでるって告げられて、大分弛んでた気持が引き締まりました。

段々作文が下手になって億劫になってたとこ、も少し気合入れて頑張ってみます。

 

 「  柿若葉 ゆらして過ぐる 風に佇つ   」



正子(2018.5.27)
戻る